2日目(活動初日)
今日からボランティア。
友人が顧問を務める学生サークルに混ぜてもらっての活動です。
8時半に集合場所の重蔵神社を目指して穴水の宿を6台で出立します。
途中電話がかかってきて、活動現場の輪島市大沢町集合に変更になりました。
ファミリーマート輪島中央店で作戦会議をして各自現場を目指します。
途中で通行止めになりました。
Google先生…。
と言うことで進んでいきます。
(実は緑の矢印のところに県道266号がありそれで行くのが最も速かったのですが…)
土砂が堆積していて港に水がありません…。
到着は10時過ぎになりました。
こちらの大沢町は最も復旧が進んでいない地域だそうで、未だ電気も水も開通していないそうです。
本日の活動は上記記事の田中屋旅館さんの泥出しです。
本館(床下の泥出し)と裏の小屋の2班に分かれて活動。
私は小屋担当となりました。
手前は高さは低いですがヘドロが蓄積されています。
15時半まで活動をして、道具を川で洗って、重蔵神社まで先導してもらって解散し、輪島の温泉へ。
浴場名 | 価格 | シャンプ&ボディーソープ | ドライヤー | 特記事項 |
ねぶた温泉 海游 能登の庄 | 800円 | ◎ | 無料 | 震災前は透明だったそうですが、今は少し茶色がかっています 成分は変わらないそうです |
8枚の回数券は5000円とお得です。
3日目(活動2日目)
今日は午前中のみの活動です。
集落内の別の民家で引き続き泥出し作業をします。
泥はブロック上になっているので、掴んで手箕に入れて軽トラの荷台までバケツリレーで運びます。
すぐに荷台はいっぱいになります。
トラックが泥を捨てに行った休憩中、「見ておいた方がいいよ」と声をかけていただいた山側の方に歩いてみます。
復旧可能な家屋は半数程度という印象を受けました。
めちゃくちゃ沁みる…。
3杯もおかわりしてしまいました。
現場を後にします。
昨晩穴水でコインランドリーに行くも、閉店30分前で洗えなかったので、今日は何をさておきまずコインランドリー!!
洗濯乾燥機もある様でしたが、今日は洗濯専用に設定されていたので、一旦洗濯機を仕掛けて昼食へ。
(先程の豚汁で腹四分目と言ったところではありますが…)
30分で洗濯が終わるので近くのお店を探します。
こちらのと鉄道の旧輪島駅(2001年に廃線)でバスターミナルにもなっています。
洗濯物を乾燥機に入れてBBQの買い出しです。
コインランドリーはワイプラザ輪島内にあるので、買い物途中に洗濯物を回収してくれたりとみんなで協力しながら進めます。
コインランドリー、ランチ、買い出しに加えて温泉にも入れるかと思いましたが、買い出しで時間ギリギリ。
BBQは別棟の専用施設があります。
孫重郎すごいや…。
真牡蠣の一斗缶を食べ尽くした後に…
ここで私はお腹がかなりいっぱいになりました。
肉買い過ぎたかな…?と思いましたが、そこは学生さん達食べる食べる。
ほぼなくなりました。
買い出し部隊としては食材足りない…って状況にならなくてよかった。
4日目(活動3日目)
今日は終日活動です。
昨日は免許を宿に置いてきてしまっていたのでお役に立てませんでしたが、今日は学生さんの車を運転させてもらいます。
自分でこの道を運転して向かったことも大変得難い経験となりました。
午前中で活動を終えて帰るメンバーはコミュニティーセンターの掃除で、終日活動メンバーは民家の泥出し作業です。
床下から昭和16年のアルミ硬貨が出てきました。
ご主人にお見せしたら「見つけた人が記念に持ち帰ってください」とのご厚意をいただき、発見した学生さんが持ち帰ることになりました。
表は腐食していてほぼ読めず、裏は大日本の「本」の字が欠けていましたが、桜のマークが特徴的だったために後から検索してみたところ菊十銭アルミ貨と言うことが判明しました。
この手のものはすぐに調べたい質ですが、活動場所と民宿のどちらもソフトバンクは使えません…。
(ただ活動場所は午後2時ごろになると突然通じるようになります。移動基地局が巡回してる…?)
最終日(活動4日目)
活動編
今日は最終日。
午前のみの活動です。
ご飯を食べて片付けと掃除をして活動現場へ出発します。
しかし能登半島はファミマだらけだな…と思って調べたら、かつてのサークルKだったそうで、愛知県がファミマまみれなのと同じ理由でした。
もちろんファミマが積極的に被災地支援をされていらっしゃいます。
今日は12人なので6人ずつで2班に分かれ、昨日カレーをいただいたコミュニティーセンターの別棟の元保育園の清掃と昨日の民家の泥出しの続きです。
まれの出演者がこの惨状をきちんと発信することでお世話になった地域を支援してほしい…と言う気持ちが湧き上がってきます。
被災前の姿が載っている記事がありました。
学生さんと一緒に4日間活動して、地域の方々が若い力に勇気づけられていることを図々しくも若者サイドで感じることができて、本当に得難い体験をしました。
息子と同世代の学生さん達も、先生の友人と言う謎の中年である私を快く受け入れてくれて、活動自体は肉体的にしんどくはありましたが充実した5日間でした。
石川県内大移動編
活動に参加されていた(顧問でない)教授に穴水駅まで送っていただきます。
取った時には余裕だろうと思っていた18:40小松初の飛行機に乗ろうと思うと、14:14穴水発の電車に乗らないと間に合いません。
昼食をいただきます。
4日ぶりのフリースタイルです。
14:14分の電車に乗って和倉温泉を目指します。
駅に戻ると能登かがり火が入線していました。
かがり火で金沢まで行って、その後はリムジンバス。
金沢駅で余裕があるなと思い街を冷やかします。
(実はこれが盛大な勘違いなのですがこの時は気づいていません)
鼓門を確認してまだ時間があるな…と思い、バスの時刻表を見返すと…あれ???
時間を1時間勘違いしていました。
次のバスでは飛行機に間に合わない…。
だいぶ疲れが溜まってるな…と思いつつ働かない脳みそをフル回転して策を練ります。
No. | パターン | 当初との差分金額 | 評価 | 評価コメント |
当初案 | 金沢駅から小松空港までのバスに乗る | 0 | - | - |
1 | IRいしかわ鉄道で小松駅まで行ってそこからタクシー | 1,480 | ◎ | 一番コストが低いが空港到着時間によっては飛行機に乗せてもらえない可能性がある |
2 | 新幹線で小松駅まで行ってそこからタクシー | 2,800 | ◯ | 確実に飛行機に乗れるが新幹線の特急料金が高い |
3 | 飛行機のチケットを捨ててここから新幹線で帰る | 13,674 | △ | コストはかかるが実は飛行機に乗るより早く帰れる |
4 | 飛行機のチケットを捨てて最終便のチケットを買い直す | 16,870 | 却下 | 案3と比較して優ってる点がないので却下 |
5 | タクシーに乗って駆けつけるが乗れなくて最終便のチケットを買い直す | 18,350 | ??? | 最もコスト高ではあるが、案1を失敗するとこの案に帰着する |
後から思い返すとリスクを取らないために案2で良かったと思うのですが、Googleに表示された指定席料金(3000円超)を見てビビり、発車まで2分しかないことも相俟って決断できなかった…。
と言うことで、案1に賭けます。
(家に着く時間を考えると3でもいいかな?と言う気持ちも過ぎりましたが、穴水に遅れないよう見送ってくれたみんなの気持ちを考えると…チャレンジしないわけにはいくまい!←多分誰も気にしない)
17:35発の小松行きに乗るぞ!と決意して再びIRいしかわ鉄道の改札を通って発車番線を確認して2番のりばに登ると…
一度階段を降ります。
疲労+テンパりでだいぶ来てるので注意深く行動せねば…。
電車の中でタクシー乗り場を確認します。
空港に近い西口には乗り場がないそうなので、電車を降りたら東口ダッシュの予定。
タクシー乗り場まで走って息を切らせて乗り込み、なんとか発車22分前に空港に到着。
そこから保安検査場まで走り、活動用登山靴を脱がなくちゃいけないせいで手間取りQRをかざしたらエラー…。
(保安検査場の通過は20分前が原則です)
保安検査場の係の方がJALの方を呼んでくれて、JALの方が手続きしてくれてなんとか通ることができました。
いやぁ…助かった。
右側にだいぶ空間が広がっていて快適。
最後まで気が抜けない長い長い5日間でした。
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