辰巳駅から有楽町線に乗って新富町で下車。
友人との待ち合わせ場所に向かいます。
行きがけに八五を観察。
友人とは店前で合流して列後に付きます。それなりに行列はしていましたが20分くらいで入店できました。
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2ヶ月前にオムライスは食べたので、ナポリタンに挑戦してみます。
ナポリタンも美味しかったけど、YOUに来たらやっぱりオムライスかなと思います。
今日は中村屋祭。
私にとっては三年ぶりの歌舞伎鑑賞です。
イヤホンガイドを借りて入場します。
当日だと800円ですが、前売りだと700円で借りられるようです。
本日何と2列目(上手端っこではありますが…)の席!
4日前に奇跡的に2席空いていました。
貸出ビデオを接続するところと書いてある記事を見つけましたが、貸出ビデオ自体がもう終了しているかもですね。
桟敷席は値段的には+2000円なのですが、数も少ないので取りにくいとのこと。
溜席と一緒ですな。
第一部は壇浦兜軍記 阿古屋。
鎌倉殿の13人で中川大志氏が演じていた畠山重忠が平家の残党の景清の愛人阿古屋を取り調べるのですがその心理戦のストーリー。
阿古屋を演じるは坂東玉三郎さん、畠山重忠は尾上菊之助さん。
お二人とも色っぽい…。
そして重忠の同僚の岩永左衛門は人形振りで演じられます。
最初本当に人形かな?!と思いました。
俳優さんは全ての演目に出ずっぱりなわけではないですが、月に2回の休演日を除いて毎日この長丁場…。
36協定何のそのですな…。
第二部は江島生島。
江島(と生島の遠島先である三宅島の海女)は中村七之助さん、生島は第一部に引き続き尾上菊之助さんが演じます。
菊之助さんは江島も生島も演じられるようですね。
菊之助さんは5月に八代目尾上菊五郎を襲名されるそうですが、父上の七代目菊五郎もそのまま菊五郎を名乗り続けると言うことでややこしい(笑)
第三部は人情噺文七元結。
お父上とお祖父様がお得意だった長兵衛を中村勘九郎さんが今回初めて演じられたそうです。
女房役は弟君の七之助さんなので本当に息がぴったりです。
娘役は長男の勘太郎さん。
女形だとお母様の愛ちゃんにそっくりだな…と思いました。
コメディな歌舞伎で初心者にもとっつきやすいお話でした。
元結は「もっとい」と呼んで現代では力士の髷を結うときに使うあの和紙で作った紐のことです。
2列目で見え方はどうかな?と思いましたが、花道で見栄を切ったり奈落に吸い込まれていく場所がちょうど2列目あたりでとてもよく見えました。
上手なので、出囃子の皆さんも良く見えます。
何席にするか悩みましたが、1等席にして大満足でした。