昨晩泊まったやまおう宿&カフェはスラムダンク推しのお宿です。
山王工高は能代工業をモデルにしていることは有名ですが、にかほと能代って近いの?!と思いきやそんなことはなかった。
ただ、ネットを掘ってみたら、山王の沢北がお参りしていた森子大物忌神社(もりこおおものいみじんじゃ)に聖地巡礼するために作ったお宿だそうで、神社に送迎してくれるらしい。
宿名も山王を湯桶読みして「やまおう」なのかしら…?
7時過ぎにやまおう宿&カフェをチェックアウト。
温泉に向かう前に「象潟」を拝みに立ち寄ります。
※象潟(きさかた)は、秋田県にかほ市象潟町にある、かつて日本海に面した潟湖(かつては湖)を指します。松尾芭蕉も訪れた景勝地で、日本三景の松島と並び、「東の松島、西の象潟」と称されました。現在は地震により地盤が隆起し、干上がって小丘の多い陸地となっています。
確かに田んぼの中に島がありました。
旧象潟町はこれにて観光終了で、旧金浦町(このうらまち)の温泉に向かいます。
こちら元小学校の跡地だそうです。
学校の跡地に建っていると言う付加価値で温泉の質には期待していなかったのですが、硫黄泉とラジウム鉱泉の2つの浴槽があり、さらに水風呂は硫黄泉の源泉掛け流し…。
めちゃくちゃいい…。
浴場名 | 価格 | シャンプ&ボディーソープ | ドライヤー | 特記事項 |
金浦温泉 学校の栖 | 600円 | ◯ | 無料 | 硫黄温泉 / ラジウム鉱泉 硫黄水風呂 / サウナ |
本日息子と酒田駅で1時に待ち合わせをしていたのですが、温泉を出たところで電話がかかってきました。
朝、冗談で言っていたことが誠になってしまいましたが、バスに乗り遅れたらしい…。
えきねっとで列車の変更はできない時間になっていたので払い戻し指示をして、あとは本人に任せます…。
成人しても期待を裏切らない息子よ…。
息子の電話に動揺して写真がボケてる…(笑)
温泉を出て白瀬南極探検隊記念館へ向かいます。
明治時代に南極に初めて行った白瀬矗中尉はにかほ市(旧金浦町)出身です。
オーロラドームでは白瀬隊の勇姿と世界各国のオーロラ映像も楽しめます。
鳥海山を経由して酒田に向かいますが、その前にスイーツ。
美味かった…。
もう一つ食べたくなっちゃうけど、この後の道中でつまみ食いができなくなってしまうので後ろ髪を引かれつつ出発します。
鳥海山グリーンラインからブルーラインに入ったところで元滝伏流水なる看板を見つけてしまったので誘われてみます。
こちらは川ではなく鳥海山に染み込んだ雨や雪解け水が伏流水として湧き出ているものだそうです。
ブルーラインに戻って稲倉山荘を目指します。
ここで昼ごはん。
最後の秋田を堪能します。
いつもは冷を選んじゃいますが山頂でちょっと寒いので温にしてみました。
素晴らしい眺望でした。
息子との約束の時間が迫ってきているので出立!
息子と合流してまずは息子の要望した舞娘茶屋 相馬樓 竹久夢二美術館へ。
こちら、江戸時代から続いた酒田を代表する料亭「相馬屋」を改築した観光施設です。
建物は明治27年(1894年)の庄内大震災で焼失した後に建て替えられたもので、平成8年(1996年)に国の登録文化財に指定されています。
続いては娘好みの煎餅工場へ。
なんとラインの途中に出来たておせんべいの試食コーナーがあります。
続いて夫の要望の楯野川酒造へ。
街中からはそれなりに距離があります。
こちらのお宿、1926年に建てられており今年で築100年だそうです。
4人で泊まるには十分な広さです。
明日はいよいよ最終日。
息子を長岡に送りつつ帰京します。