今日はシカゴシティパスを買って
- シェッド水族館
- シカゴ美術館
を巡ります。
9時から開く水族館を目指して8時前に始動。
シカゴ劇場のあるState/Lake駅で降りてバスに乗り換えて146番バスで向かいます。
友人は伊達政宗と言っておりました。
Service Entranceとは
”従業員、商品の配達、がらくたの撤去に使用する入口。”
だそうです。
言葉のイメージからそうは思わなかった…。
英語むずい。
ガラスを隔ててるのにものすごく臭い…(笑)
チョウザメです。
最初見た時顎が外れたかと思ったし、口腔内をこんなに赤裸々に見せられると照れる…。
(口を閉じてる瞬間のが短かった)
日本だからって雑にまとめられた水槽。
(しかも表示すらない…)
こんなに酷い扱いを受けている錦鯉を初めて見た…。
Sea lionとSealは違うのだよ。って説明してたけど、英語なので詳細はわかりません。
同じ水槽にこの2種類入れるのはセンスあるよ(偉そう)。
でも錦鯉はいただけない。
美味そう。
この建築にこのタコを組み合わせちゃう(そして見事にハマっている)あたりがさすがです。
次はシカゴ美術館に向かいます。
最上階に雲がかかっています。
昨日の街歩き中から話題になっていた(在住者も知らないと言っていた)この旗。
近くで写真を撮れなかったので昨日は分からずじまいでしたが、この画像をGoogle画像検索にかけたら一発で出た!
イリノイ州 > クック郡 > シカゴ
の郡旗でした。
クック郡…初めて聞いたよ。
シカゴ美術館には12時過ぎに到着したので、13時半までそれぞれ別行動で鑑賞します。
広すぎて見切れないけど、美術館の開館時間は11時〜17時でしかも明日明後日は休館日!
(我々のダウンタウン滞在は水曜までなのです)
もう今日しか選択肢がなかった。
ヤン・サンダース・ファン・ヘメセン
ネーデルラント 1519年頃~1556年頃活躍
ユディト 1540年頃
油彩・パネル
ヤン・ファン・ヘメッセンは、ユダヤ人のヒロイン、ユディトを、称賛されるとともに恐れられる筋骨隆々の裸婦として描いた。聖書の物語によると、アッシリア軍がユディトの民を脅かしたとき、このハンサムな未亡人は敵の将軍ホロフェルネスのテントに忍び込み、ユディトを誘惑して斬首することで民を虐殺から救った。ヴァン・ヘメセンの等身大解釈は、女性の主体性に対する現代の男性のアンビバレンスを反映している。ユディトの肉体的、道徳的な強さを称える一方で、彼女の勝利を可能にしたセクシュアリティを前景化し、敵対者を破滅に追い込んだ攻撃的な美しさを見る者に再現している。ユディトは、中世後期からルネサンスにかけて北ヨーロッパで繰り返し描かれた、女性の力を称える作品に登場する宗教的・神話的人物の一人である。
ワート・D・ウォーカー基金、1956.1109
www.DeepL.com/Translator(無料版)で翻訳しました。
とても惹かれる表情でした。
印刷だと明度が低いので(この写真も実物よりそう)全然印象が違いました。
パステルカラー調の絵なのにびっくり。
ムーラン・ルージュは学生の頃、旅行先で知り合った台湾人に連れて行ってもらったので感慨深い。
クロード・モネ フランス 1840-1926 睡蓮
「私が自分の作品に没頭していることを知ってください」とクロード・モネは1908年に友人に手紙を書いている。この水と反射の風景画は強迫観念になっている。老人である私の力ではどうすることもできないのですが、それでもなんとか自分の感じたものを表現したいのです。いくつかは壊してしまった...。そして、多くの努力の中から何かが生まれることを願っている」。モネが1909年にパリでこのシリーズを発表したとき、この作品は大絶賛を浴び、彼の水彩画は、20世紀後半に活躍した抽象画家たちにとって重要なインスピレーションとなった。
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モネが好きで高校生の頃に上京して東京国立美術館に行ったことを思い出します。
モネは展示数が多く、一部屋まるまるモネでした。
13時半が近づいたので地下のCafeへ。
注文はタッチパネルでできるのですが、電話番号が必須(おそらくSMSでオーダーができると発信している)で旅行者は大いに困ります。
10桁しか入れられないので、(もしこの国内で同じ番号の人がいたらごめんと思いつつ)自分の携帯の頭の0を取って入れとりあえず注文。
レシートも出てこないので、オーダー番号を覚えておくしか方法がありません…。
(一応名前を入れるところはあり、それで呼んではくれる時もある。)
旅行者に優しくないシステムどうにかして欲しい。
サンドイッチと聞くとイメージするあれもサンドイッチなんだけど、ハンバーガーも具材をパンで挟んでるから広義のサンドイッチなのだと理解しました。
また別れて鑑賞に戻ります。
シレノスの劇場仮面をつけた若いサテュロス像 1世紀頃、1628年修復
ローマ時代、アレッサンドロ・アルガルディ(イタリア、1598-1654)による修復 大理石
匿名借用、2014年4月
若いサテュロス(半人半馬の神秘的な生き物)が、シレノス(年老いたサテュロス)の劇場の仮面の口から手を突っ込み、いたずら好きで威嚇的な仕草をしている。この作品は、サテュロスが戯れに、あるいは威嚇的に怯えさせようとする別の人物を含む彫像群の一部であった可能性がある。
17世紀の彫刻家アレッサンドロ・アルガルディが、ローマの裕福なルドヴィージ家の所蔵品であったこの像を修復した。
演劇はワインのように酔わせるものなのか?リサーチ・アソシエイトのジェフ・ニグロが、オーディオツアー「神話とスキャンダル」でこの疑問を探る。
エヴァ・ヘッセ
アメリカ、ドイツ生まれ、1936-1970
ハングアップ
1966
アクリル、布、木;アクリル、紐、スチール・チューブ
エヴァ・ヘッセは、その短いキャリアの中で、厳格で還元的な抽象の表現的で、しばしば風変わりな可能性を探求した。ハング・アップ」は、彼女が求めていた「不条理や極端な感情」のレベルを達成した最初の重要な作品である。
1960年代後半、彫刻が前衛的なメディアとして絵画に取って代わろうとしていた時代に、《ハング・アップ》は絵画の最も周縁的な特徴であるフレームを強調している。ここでのフレームは繊細にペイントされているが、周囲には何もない壁しかない。そのかわりに、優雅であると同時に積極的にギャラリーの空間へと突出する、たっぷりとした紐の輪が生えている。まるで身体のように、この工業用チューブの束は重力に屈し、床に触れることさえある。
アーサー・キーティングとエドワード・モリス夫妻からの先行寄贈による 1988.130
フェリックス・ゴンザレス=トレス
アメリカ、キューバ生まれ、1957-1996
「無題」(L.A.でのロスの肖像)
1991
色とりどりの包み紙に包まれたキャンディ、無限供給
理想体重:175ポンド
フェリックス・ゴンザレス=トレスは、ありふれた素材から、意味のある、抑制の効いた彫刻的フォルムを生み出した。「無題」(ロスの肖像 in L.A.)は、理想的な重さ175ポンドの、市販されている光沢のあるキャンディで構成されている。この作品の物理的な形やスケールは、展示されるたびに変化し、ギャラリー内の配置や観客とのインタラクションに影響される。その物理的な形状にかかわらず、ラベルには理想体重が記載されており、おそらく成人男性の平均体重、あるいはタイトルにある被写体、ロス・レイコックの理想体重に対応していると思われる。来場者がキャンディを取ると、構成が変化し、参加型の行為と喪失が結びつけられる。
ドナ&ハワード・ストーン寄贈、2022.343
警告: 窒息の危険があります。子供には勧められない。
www.DeepL.com/Translator(無料版)で翻訳しました。
昨日のドームと言い、Tiffanyと言えばガラス細工なんですね。
ちょっとスッキリしたので、閉館前の1時間頑張るぞ!
海外から見た日本とはどうなのか興味があり、日本コーナーに行ってみます。
日本の版画における幽霊と悪魔
超自然的な存在は常に日本の伝説の中心であり、18世紀から19世紀初頭にかけて、日本の古典演劇である歌舞伎の一部として舞台に登場した。幽霊や妖怪を題材にした版画は、よく知られた民話や歌舞伎の脚色をもとに描かれており、この時代の歌舞伎の人気を反映している。
これらの作品の多くは、「怪談物」と呼ばれる歌舞伎の幽霊劇の場面を描いている。例えば、役者が幽霊に変身する際に衣装を素早く着替えたり、仕掛け扉や飛行装置を使ったりするような、観客を恐怖させたり興奮させたりする劇的な特殊効果が含まれていた。これらの演目は、観客に寒気を与えることを目的としていたため、怪談を語る伝統的な時期である夏の暑い時期に上演されることが多かった。また、この季節は日本の死者の祭りであるお盆の時期でもあった。
この展示では、鬼退治の鍾馗(しょうき)の像がいくつか展示されている。鍾馗は中国の人物で、伝説によれば、官吏になるための試験に落ち、その後自殺した。皇帝は鍾馗を高位に葬り、精霊の守護神とした。日本では、鍾馗は中国の役人として描かれている。黒い衣をまとい、長靴を履き、帽子をかぶっている。彼はまた、悪魔を鎮圧するために使用する剣を振っている。
MUFG
こちらの絵が展示されていて面白いと思ったのですが、浮世絵はガラス越し展示で自分の顔が映り込んでいたのでサイトと説明文だけ掲示しておきます(笑)
勝川春章
日本、1726-1792
五代目市川團十郎が骸骨、荒法師清玄の霊、四代目岩井半四郎が桜姫として「江戸の華見ます曽我」に登場: 江戸の花見ます曽我』 天明3年(1783)頃
錦絵細判二曲一双
舞台「江戸の華・市川猿之助曽我」で語られるように、僧・清玄と桜姫の悲恋は、清玄が禁欲の誓いを破って寺を追われるという結末を迎える。この版画では、清玄の亡霊は骸骨となって、うずくまる女性に近づいている。この場面が上演されたとき、幽霊役の俳優は骨が描かれた黒い衣装を着ていた。1783年に江戸の中村座で上演されたものであることがわかる。
クラレンス・バッキンガム・コレクション、1938.491
ちょっと狂気を感じる作品です。
水野峰男
アメリカ、1944年生まれ
ウォータードロップ
2011
釉薬のかかったストーンウェア
フレッド・アイチャナー氏より制限付きで寄贈、2015.452
水野峰男はこの大きな陶器作品を、両手で中央の窪みを抉り、指の形の痕跡を残して制作した。表面全体に繰り返された日本語の文字は、「ゼロ」、「無効」、「空虚」、「無」を意味するが、第二次世界大戦で日本軍が使用した戦闘機の名前も指している。水野の父親は、彼が生まれる前に戦争で亡くなっており、この深く個人的な作品は彼の喪失感を表現している。
桑田卓郎 日本人 1981年生
古いものと新しいものが一緒に展示されている様に度肝を抜かれます。
さてここはアメリカなので、AMERICAN ARTも見ねば。
ダニエル・チェスター・フレンチ
アメリカ、1850-1931
エイブラハム・リンカーンがモデル、1912年以降に鋳造
鋳造:ローマン・ブロンズ・ワークス、ニューヨーク・ブロンズ
1909年、ネブラスカ州のリンカーン100周年記念協会は、州議事堂の敷地内に建てるエイブラハム・リンカーンの記念像の制作をダニエル・チェスター・フレンチに依頼した。プロジェクトの終盤に資金が尽きた協会は、最終的な支払いの代わりに、フレンチがオリジナルの彫像のブロンズ鋳造品を販売することを許可し、そのうちの少なくとも2体がニューヨークのローマン・ブロンズ・ワークスで製作された。頭を下に傾けたリンカーンは、深い思索にふけっているように描かれている。フレンチは、「意図的に、大戦の重荷や当惑や問題を背負っているリンカーンを表現しようとした」と説明している。
フィリップ・D・サング夫人寄贈、フィリップ・D・サング追悼、1984.1130
フランク・ロイド・ライト アメリカ 1867-1959
ジョン・W・エアーズ社 アメリカ 1887-1914
ライブラリー・テーブル 1896
イリノイ州シカゴ オーク材、パイン材
チャールズ・E・ロバーツ氏を記念してロジャー・ホワイト氏より寄贈、1966.389
ティファニー・スタジオ アメリカ、1902-1932
リリー・ランプ 1902/17
ニューヨーク州コロナ ファブリル・ガラス、ブロンズ
ルース・アロースミス夫人寄贈 1998.741
フランク・ロイド・ライトは、同時代のプレーリー派と同様、イギリスのアーツ・アンド・クラフツ運動の考え方を参考にしながら、シンプルなデザインへのこだわり、わかりやすい工法の好み、質素で上質な素材を使う傾向など、独自の建築とデザインの原則を打ち立てた。チャールズ・E・ロバーツ邸の改築のためにライトがデザインしたこのライブラリーテーブルは、豊かなオーク材の表面を際立たせながら、プレーリースクールの特徴である水平性と垂直性の強いバランスを備えています。ライトは、デザインを向上させるための機械の重要性を唱えていた。このテーブルは工業的な生産手法に負うところが大きいが、扉に施されたビーディングは、職人の手によるものであることを示唆している。
17時の閉館まで約5時間満喫しました。
(途中寝てたけど)
今日は外食する元気はないので、夕食を買って帰ります。
店舗情報が見当たらない…。
滞在中一度は食べたいと思っておりました。
帰りはBrown Lineで帰宅。
5時過ぎに乗車しましたが、満席電車でした。
お家に帰って昨日買ったノンアルコールビールとともにいただきます。
パンからはみ出るピクルス。
美味でした。