4日目の朝、起きたら相撲がすごいことになっていてショックでしたが、気を取り直して出発。
今朝もPurple Lineでしたが、State/Lakeでは降りず、Harold Washington Library-State/Van Buren駅で降りてバスに乗り換えます。
(昨日はバスに長く乗るルート、今日はできるだけ電車で行くルート)
結局昨日と同じバスになったようで8:55頃フィールド博物館に到着(水族館はもう一つ先のバス停です)。
受付のお姉さんの説明にあまり分かってないという意思表示をすると、受付ブースを離れ1階の事務所に連れて行ってくれて「日本語のパンフレットあるか?」と聞いてくれました。
とても優しい…。
(結果的には中国語はあるけど日本語はないと言うことでしたが…)
メインホールには圧巻の展示物が勢揃い。
フィールド博物館の最初のアイコンのひとつ
この戦うアフリカゾウは、1909年以来フィールド博物館のメインホールの中心的存在である。当時、自然雑誌やビデオのない時代、剥製の標本は一般の人々がゾウを間近に見る唯一の方法のひとつだった。実際、リアルに剥製にされたゾウはこれが初めてだった。
皮だけ運んできて、骨格を作り詰め物をして完成させたそうです。
当時は象を生で見る機会はなかったのでものすごいことだったようです。
鳥類の剥製コーナーに入るも全然見切れぬまま9:45の3Dシアターの時間が来て一旦展示は中断。
3Dシアターは英語ではありましたが、2億5000年前(多分)から地球がどう変わり、恐竜がどう進化したか…を語っていたような気がします(笑)
英語がわからなくてもリアルな3Dが楽しめます。
お腹が空いていたけどカフェが空くのは10:30なのでもう少し展示を見学。
次は古代アメリカ人の展示です。
アメリカの帝国は、同じように壮大で強力だった。
そして時には暴力的でもあった。
アステカ帝国やインカ帝国は、古代ローマの強大な帝国(紀元前50年~紀元後300年)に似ていた。いずれも洗練された巨大なもので、他国を征服することによって築かれた。
しかし、これらの帝国が領土を支配する方法は暴力と紛争だけではなかった。人々を支配下に置くために、支配者たちは政治的同盟者を作り、芸術様式を共有し、共通の宗教的ローマ・コロシアム信仰を押しつけ、広範な交易網を発達させ、複雑な記録管理や通信システムを管理した。
陶器製アリボロス インカ(AD1400~1532) ペルー、クスコ地方 62728
蛇の石像 アステカ(AD1350-1521)メキシコ、連邦地区
古代文化の共通点は万国同じと言うことを伝えたかった模様。
さて11時近くなったので、ブランチを食べます。
昨日のentryにハンバーガーもサンドイッチと言うのか…と書いたら、ハンバーガーは肉のパテが挟まってるものと言う指摘をもらったので、今日こそハンバーガー!
avocado crema, shredded lettuce, tomato & red onions on a buttered potato bun
結構ペロリといける。
飲食店でのTAXは11.75%と言うことが分かった。
まだスーパーの税率が謎い。
(追記: スーパーは多分10.25%)
腹も膨れたので地球の歩き方で絶対見ろと書いてある展示を廻ります。
まずは「惑星の進化」
なぜSUEの本物の頭蓋骨は他の骨格と一緒になっていないのでしょうか?科学者は研究のために頭骨にアクセスする必要があり、化石化する際に頭骨が変形してしまったのです。SUE氏の骨格にある頭蓋骨は、T.レックスの無傷の頭蓋骨をより正確に再現した復元モデルである。
こちらの頭蓋骨は復元です。
英語字幕付きアナウンスは子供向けかゆっくり話してくれるので聞いていられたのですが、SUEは男か女か?と言う問いに対する答えが聞き取れなかった…。
少し込み入った話になるとリスニング力が0になります。
続いて「古代エジプトの内部」
エジプト人はよく墓を再利用した。
3,000年の間には、いろいろなことが起こりうる。王朝や一族
王朝や一族が滅び、古代の死者の墓を管理する者がいなくなる。
死者の墓の世話をする人がいなくなる。それでも巨大な墓は生き続けた。時には
ウニス・アンクの墓のように、埋葬された場所が何百年、何千年後に再利用されることもある。私たちが所蔵しているこのミイラは、ユニサンクが埋葬された約2000年後のものだ。このミイラは
上の墓の中庭からあなたが見た顔のミイラです。
プトレマイオス・ローマ時代 30006年 金箔面カルトナージュ・ヒノキ材成人女性ミイラ
フィールドの創設 1893年の万国博覧会がシカゴに残した遺産
初代館長がシカゴに持ち込んだミイラ
フィールド博物館の初代館長エドワード・E・エアは、1894年にエジプトでこのミイラとその他250点以上の品々を購入しました。今日、当館を訪れると、オリジナル・コレクションから他にも多くの品々を見つけることができます。フィールド博物館の創設についてもっと知りたい方は、他の展示もご覧ください。
墓の再利用???
上の墓の中庭から見て、横から見た図になるのが…?
色々イミフすぎて理解が追いつきません…。
23体のミイラと30体の動物のミイラが展示されています。
米ドルに何故ピラミッドが書かれているのか?と言う看板があったので和訳を貼っておきます。
なぜドル紙幣にはピラミッドが描かれているのか?
アメリカ建国の父たちの多くは、フリーメイソンと呼ばれる秘密友愛団体のメンバーだった。フリーメイソンは、そのシンボルの多くを古代エジプトの伝承から得ていた。そのため、私たちのドルにはピラミッドが描かれ、ラテン語で "The new order of the ages"(時代の新しい秩序)、"God has favored our undertakings"(神は私たちの事業を支持してくださった)と書かれている。
ピラミッドは現世と来世が出会う場所。
その上昇する顔は、太陽、星、復活、永遠の命に向かって上を向いている。生前、ファラオが人間性と神性の頂点に立ち、エジプトの生活を支配していたように、死後も彼の輝くピラミッドは砂漠の地平線を支配していた。
現在は崩れかけているが、セン=ウォスレトのピラミッド群は、新築当時はまばゆいばかりに輝いていたに違いない。磨き上げられた石灰岩は高さ250フィートに達し、太陽の光を反射していた。おそらく彼の治世の大半、約250年かけて建てられたのだろう。
必見展示は見終わったので館内を流していきます。
鉄道建設従事者を9ヶ月間で35人殺したそうです…。
自分が小さくなって地中を探検するコンセプトらしい
このプレーリーザリガニは地下で何をしているのだろう?
水を探しているのだ!ザリガニはエラで呼吸する。そして酸素を得るためには、エラを水で濡らす必要がある。でも、ザリガニは地下でどうやってエラを濡らしているのだろう?ザリガニは水底に潜る。
水位とは、土の中のほとんどすべての空間が常に水で満たされているレベルのことである。地表の水は土の中を伝い、地下の貯水池に溜まる。これが水位である。
印籠ケース
これらの印象的なケースは、元々は薬を運ぶためのもので、16世紀に日本の芸術家によって完成された漆の丹念な技術を示している。
印籠が美しいのは私もそう思います。
何かを訴えている。
体重の増減が激しいアザラシたち
ゾウアザラシの名前の由来にもなっている鼻は、オスの交尾の鳴き声を高める反響室の役割を果たしている。ゾウアザラシ」という名前がふさわしい理由はもうひとつある。
春先のオスの体重は8000ポンド(3630キロ)にもなり、大型自動車と同じくらいになる。しかし、繁殖期が始まると、交尾相手を見つけ、縄張りを守ることが24時間仕事になる。彼は食事をとらず、ほとんど眠らず、蓄えた体脂肪だけで生きている。9週間で体重は1トン減るが、秋に海に戻り普通に食事をすると、体重はすべて元に戻る。
ゾウアザラシ
Mirounga angustirostris
生息域 生息域:カリフォルニアとバハ・カリフォルニアの太平洋岸 食 事:魚、イカ 絶滅危惧種
9週間1トンダイエット!!!(24時間労働×2ヶ月)
絶対嫌。過酷すぎる。
企画展の「FIRST KINGS OF EUROPE」
ヨーロッパの王政に関する展示です。
かなりの広さですが直径12メートルあり25人くらいで住むらしい(友人と答え合わせしたら人数合ってたので多分合ってる)。
驚き顔。
北西岸のインディアンと北極地方の人々の展示コーナーもありました。
ストーン・イヌクスガク
ピーター・イルニク
イヌイット(カナダ)
2007
4235.341436
この小さな石の彫刻はイヌクスガク(i-NOOK-shoo-wak)と呼ばれる。イヌイットの口承伝承によると、この石像は何千年もの間、縄張りの目印として使われてきた。
このイヌクスガクは、芸術家でありイヌイットの伝統的知識の保持者であるピーター・イルニク氏からフィールド博物館に贈られたものである。イルニク氏はフィールド博物館の依頼を受け、左側に展示されている大きなイヌクスガク(i-NOOK-shook)を制作した。
これらの石の彫刻の背景にある文化的伝統や、このギャラリーに展示されている北極圏の人々についてもっと知りたい方は、展示室の前まで回ってみてください。
アラスカストック
縄張りの目印らしい。
時間もなくなってきたので、哺乳類コーナーを歩きます(いちいち立ち止まっている時間はない)。
FakeかRealか分からないけど、骨が結構飾ってありました。
16時からスカイデッキを予約しているので15時でフィールド博物館は終了。
朝乗ってきた146番でRoosevelt駅まで出て、初のOrange Lineに乗車してLoopのQuincy駅を目指します。
Mr.SUSHIをそのまま訳したのか、寿司三(もしくは別の漢字)なのか気になります。
入場口で友人が別の展望台の予約をしておりあわや入れない?!となりましたが、無事キャンセルもでき、スカイデッキの予約もできてことなきを得ました。
よかった。
スカイデッキのエレベーターまでのルートは写真撮影コーナーになっておりまして…
照明と映像で進んでいるような錯覚を覚えます。
日曜日に最終日でやっていたイベントがあったのですが時間切れで行けず…。
シカゴ名物のDeep Dish PizzaとHot Dogs(Chicago Style)の写真を載せておきます。
31st Street Beachと言うハーバー?だそうです。
真ん中にトランプタワーが見えます。
スケスケのところでInsta用写真を撮影できます。
撮影を終えたら自動的に帰りのエレベータへ誘われます。
降りるとお土産コーナー。
シカゴスタイルのHotDogはケチャップをかけないのが流儀です。
一駅乗り越してBelmontで降りてお買い物&食事。
ほぼ崩壊してますが(笑)美味しかった。
でも今日のパンはケシの実が付いてない(邪道だ)!
その後はTARGETでお買い物。
土産に買いたいけどバキバキ必至。
お土産に買いたいけどこんな小さい子供がいる友達がいない…。
この旅一上手に撮れた!
本当に近いのだけど7日間パスなので一駅だけ乗ります(笑)
明日はシカゴフリーパス最後のアトラクション、「シカゴ建築リバーツアー」に行ってきます。
ダウンタウンは明日が最終日。
なんかあっという間です。