朝起きて、7:30に朝食。
自家製島レモンのジャムをいただきます。
酸っぱくないけど、マーマレードのように苦くもなくてなんだか爽やかな味。
美味しいです。
8:30にチェックアウトして、南側で昨日行ってなかったところをバイクで巡ります。
まずは御幸之浜。
ここは昭和天皇が訪れたのでこの名がついたそうです。
評議平運動場の方から入ると遊歩道を300m歩かないといけないけど、旧ヘリポートの道を進むと徒歩が短くて済むようなので、そっちにバイクで回ることにします。
バイク最高(笑)
一旦、南進線に戻って南下。
すぐに『母島特産品開発普及センター』の表示があるので左折。
島ラムを作っているところで、見学は予約制ですがとりあえず見に行く。
ただ看板もなく、それっぽい建物のないのでずんずん進むと道は行き止まりに。
でもめっちゃいい景色。
もう一回ネットで検索して工場らしき建物に行ってみると、『小笠原ラム・リキュール(株)』のケースが!
この黄色のケースに入れて海に沈めてる写真がWEBに載っておりました。
建物の中は全く人の気配はないです。
再び南進線に戻って旧ヘリポートのところを入ると、御幸之浜の駐車場があります。
降りていくとまず展望台があって
さらに先に進むと浜があります。
母島のビーチは小石なので、結構足痛い。
昨日一緒に星を見た彼女から聞くにスノーケリング最高らしいです!
ここで突如お腹が…。
沖港付近まで戻るか、都道の南端のバイオトイレを借りるか悩み、南端を選択。
(なぜなら交通量が少なくて飛ばせるから)
運転中、意識を腸に持っていかれながら走り(このくだり、九州でもあったな…)トイレ前にバイクを横付けしてことなきを得ました。
バイオトイレありがとう。
設置してくれた小林製薬ありがとう。
実はこのトイレ、ちょっと前は故障で使用不可だったことを後から知人に聞いて肝が冷えました。
昨日利用させていただいていたので使える見込みはあったのですが、ここのトイレが故障していると小富士登山の方とかきつそうです…。
修理してくださった方にも感謝。
次は新ヘリポートへ。
新ヘリポートは門が閉ざされていましたが、前の道を突き当たりまで行くと、上から眺めることができます。
旧も十分使えそうですし街からも近いのにここに新しいのを作ったと言うことは、大きなヘリも停まれるとかそうゆうことなんでしょうか?
この時点で9:35。
10時に街中で待ち合わせをしているのですが、鮫ヶ崎には登っておきたい!と言うことで沖港を目指します。
鮫ヶ崎はなぎさ公園から階段で登れるので、なぎさ公園の入り口にバイクを停めて走る!
9:47に展望台到着。
双眼鏡を見ている方に声をかけると、今日は鯨がたくさんいるとのこと。
「メスを巡ってオス数頭が争ってたよ。」なんて話も聞いてかなりの手練れの方とお見受けしました。
肉眼でもブローや尾鰭の確認は出来ました。
そんな楽しい時間を過ごしていたら、9:55に!!
走って、バイクでも走って待ち合わせ場所になんとか10時少し前に辿り着きました(待ち合わせ相手は全然先に着いてましたが…)。
最後は小剣前山登山です。
15分ほどで登ることができます。
ほぼ一緒に登った大学生(多分)の2人組と山頂でおしゃべりをしたら、9:30着の船できて12時の船で帰る弾丸ツアーとのこと。
本当はバイクで都道最南端を目指す予定だったそうですが、あいにくレンタバイクが出払っていて借りられなかったそうです。
写真をお互い撮って、島トマトをご相伴にあずかって(山頂で食べる島トマト美味い!)山の上から観光案内をして下山。
帰りは階段で。
途中、小笠原在来種の難敵グリーンアノールがいた!
今日は唯一開いていた農協を冷やかし、昨日即日壊れてしまった根付の接続部分を頑丈にしてほしい旨の伝達をお願いし、バイク返却へ。
母島での走行距離は58kmでした。
ははじま丸出港の前は観光案内所前に臨時のお店が出ます。
しまぽも使えます。
ドライマンゴ(砂糖無添加)と母島TシャツをGET。
そして観光案内所の窓口には昨日迷い込んだカカオ農園のチョコレートが売られていました。
おがさわら丸内でも買えるけど、帰り便ではほぼ売り切れてるとのことでこちらで購入。
(おが丸で見てみたら確かに売り切れ。でも船のが80円安い。)
母島観光案内所では、島ラムの試飲もできます。
通常と熟成後の飲み比べができますので是非!
そんなこんなで出港。
宿の方や島の方、観光案内所の方も見送ってくれます。
ありがたいですね。
また来たいな…。
父島までは2時間の旅。
ホエールライナーの名の通り、鯨を見ることができました。
一応写真が撮れた?!
父島に近づくと、ハートロックを見ることができます。
行きに見てなかったので、見れてよかった。
父島に14時過ぎに到着して、ここからも大忙し。
まずはJAに行って初日の宿で一緒だった方(この後一緒に帰ります)と合流して、しまぽでMother(熟成ラム)を購入し、港に戻ってチケットを引き換えて乗船します。
お見送りがすごい!と言うことなので、荷物を置いたらデッキへ。
ほぼ埋まってましたが、図々しく空けていただいて手すり前をゲットしました。
出港20分まである2:40頃から太鼓の披露あり(そして太鼓メンバーの一人が本土へ渡るようで壮大な見送りを受けているのを船上から眺め)いよいよ出港です。
港でも大勢の方が見送ってくれますが、船が15台ほど並走して見送ってくれて、次々に海にダイブ!
最後は海上保安庁の方達に無送られて父島から離れます。
すごく温かい気持ちになれます。
また来たい(2回目)。
母島が12時出港だったのでご飯を食べるタイミングがなくようやく遅めの昼ごはん。
(母島では商店や飲食店が少なく、父島でスーパーに行くもパンすら売り切れという状態)
ちなみにカップラーメンでいいなら船内のが安いです。
そして日の入り時間に待ち合わせをして一旦部屋に戻って昼寝。
今日の日の入りは5:54と言うことでしたが水平線は雲がかかっていて雲に沈む夕陽となりました。
しばらくラウンジで会話を楽しんだあと夕食へ。
初日に売り切れていた牛たたき丼を注文することができました。
途中、前の外国人の方が注文を困っていて拙い英語で説明するシーンがあったのですが、英語表記のメニューを作ることを小笠原海運の方にお薦めしたいです。
入り口に掲示されてる綺麗な写真付きでぜひよろしくお願いします。
彼女と朝日の約束をして別れ、シャワーを浴びて今日はおしまい。
本日の走行距離数
17km