実食レポート〜もゝんじや(江戸)

さて、今日東京に帰って来たのには理由があって、world cuisineを食す食べる世界旅行月次定例があったのです。
(どうでもいい話ですが、月次と書いて『つきなみ』と読み、月例のことを指すのです。漢字で書くと全く伝わらないですがw)

今月は日本のジビエ

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もゝんじやは両国にある10代続く老舗です。
最近、店主の体調不良で休業されており復活が嬉しいお店です。

最寄りのJR両国駅は言わずと知れた国技館の最寄り駅でもありまして、西口改札を千代の富士が見守っています。

いつ見ても凛々しい千代の富士

テンション上がります(笑)
そして駅前にはちゃんこ霧島があります。

ちゃんこ霧島。月曜定休なので今日は真っ暗。

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もゝんじや行く途中にも風情あるちゃんこ屋がありました。

予約で満席と立札がありました。調べたらちゃんこを飲食店で出した初めのお店だそうです。

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両国駅から徒歩5分ほどでもゝんじやに着きます。

最初に目に入る看板

店の側面には剥製?が!!

ももんじ屋は獣肉屋の一般名詞だったそうで、本名は『もゝんじや豊田家』らしい。

玄関の上にも猪!

店内でも毛皮がお出迎え

お座敷は2階にありました。

4人で使うには広々とした座敷

鍋は味噌味です。
店内は幸せの香りで満ちています。

コースは2種類ありまして

  • 先付け(猪スネの煮込み)
  • 前菜(鹿肉のローストと猪のチャーシュー2点)
  • 猪鍋
  • 鹿刺身
  • デザート(黒豆のアイスクリーム)

で6600円のコースと、上記の前菜の代わりに

  • 鹿竜田揚げ
  • 熊汁

が入った猪、鹿、熊の3種全てがいただける7480円のコース。
滅多にない機会なので、7480円のコースを注文しました。

先付け(猪スネの煮込み)

鍋は2人前となっており、店員さんが作ってくれます。

一皿一人前の猪肉。丹波で獲れたものだそうです。

肉を敷き詰める。幸せな景色。

上に野菜をON。仙台せりが美味いんですよと言われてテンション↑

猪肉は火を入れれば入れるほど美味しくなるそうで、飴色になるまで煮てOKで15-20分は煮るらしい。

まだまだ煮ます。これで五分くらいでしょうか。

途中で鹿刺身、鹿竜田揚げが運ばれてきます。
鹿、とても美味しい。

鹿刺身(撮り忘れて同行者にもらったw)

鹿竜田揚げ

熊汁は最後に出て来ました。
獲れる個体数が猪や鹿に比べると圧倒的に少ないそうで希少だそうです。
最初の猪鍋の説明の際に、熊肉は火を入れすぎると固くなって食べられなくなってしまうとおっしゃっていましたが、熊汁には薄切り肉が入っていました。

熊汁。長野県のツキノワグマだそうです。

最後に黒豆アイスが出てきてコース終了。

黒豆アイスとお茶

21時閉店のため、19時半がコースの最終開始時間とのことでしたが、一通り食べ終わったら21時少し前でした。
ゆっくりしたいなら、開始時間をもう少し早くするのがおすすめです。

1718年(享保3)創業のもゝんじやさん。
江戸の食文化を今に伝える希少なお店なので、末長く続いて行ってほしいと思います。

機会があったらまたお邪魔したいです。

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